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ワタリコウガイビル


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【目】 三岐腸目
【科】 リクウズムシ科
【属】 コウガイビル属

【和名】 ワタリコウガイビル
【学名】 Bipalium kewense Moseley,1897

【島内
    分布】

湿った石やプランターの下

【一言】

 写真の生きものは八丈島でよく見かけます。頭部(頭板)はイチョウの葉形、体は薄茶色で、背面に黒い5本の線模様(体側の細いものが2本、その内側に太いものが2本、正中線上に細いものが1本)があります。また頸部に黒い横しま模様が見られます。大きさは伸びても15cmほど。

 「この種類は、その外見的特徴から、外来種のワタリコウガイビルと考えられます。汎世界的に分布しており、父島・母島のほか、日本各地から記録されています。」(川勝正治博士の御教示による)

 八丈島には黒いコウガイビルなども生息しています。


「コウガイビルの仲間」として紹介していましたが、「ワタリコウガイビル」に訂正いたしました。以前の説明中に「ミスジコウガイビル」という和名を使用していましたが、現在この種は特定できないため、この和名は使用しないようです。

作成日:08.12.12/修正日:10.05.09
投稿者:takasu


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