先日、八重根港でとても良く似た鳥に出会いました。
別々の日に出会ったので、てっきり同じ鳥だと思ってしまいましたが、写真を良く見てみると、微妙に違っているような・・・
調べてみると、やっぱり違う鳥でした。ぱっと見ではわからないほどのそっくりさんです。

上の鳥は、「ゴイサギ」の幼鳥でした。ゴイサギの幼鳥は、「ホシゴイ」と呼ばれています。
背中一面に星をちりばめたような斑があり、なるほど！納得です。成鳥になると、背中が少し暗めの紺色になって、後頭には白い飾り羽が生えてきて、目は朱色になり、すぐにゴイサギだとわかります。
島では、淡水域のほとりにいる事が多いイメージがあります。

ゴイサギの成鳥です。今年の春にホタル水路近くの潅濠で撮影したものです。

この鳥は、「ササゴイ」の幼鳥です。ゴイサギの幼鳥には背中全体に斑がありましたが、雨覆や風切の一部にしかありません。大きさも、少し小さく、すっとしたように見えます。
成鳥になると、一見ゴイサギのようですが、ゴイサギに比べると、嘴が長く、黒い冠羽があり、頬から腹にかけて青灰色で、目は黄色です。

少し見辛いかもしれませんが、やはり今年の春に神湊港で撮影したササゴイの成鳥です。
島では、海の近くにいる事が多いようなイメージがあります。