久しぶりに公園内の徳里山に登ってきました。徳里山は、標高１００メートル弱の山で、公園で一番見晴らしのいい展望台があります。
知る人ぞ知る夕日スポットでもあります。（残念な事に夏の間は海に沈む夕日は見られませんが・・・）

手軽にハイキング気分を味わいたい方には、オススメのコースです。そんな徳里山の旬な見どころをご紹介します。

シマホタルブクロ。本州のホタルブクロの変種です。本州のホタルブクロに比べると、花冠の大きさが小さくなっています。花粉を運んでくれる昆虫の大きさに合わせて花が進化したと、言われています。

林間広場を少し上がった所にたくさん咲いていたシマウチワドコロです。島言葉で「トコラ」と言います。昔、飢饉の時、この根を食べて飢えをしのいだそうです。

マサキの花も咲き出しました。とても小さい花ですが、数個の花がかたまって咲くので、すぐにわかります。島言葉で「クロブチ」と呼ばれています。

足下に、紫色の何かが落ちていました。よく見るとクズの花でした。いつもなら、後一ヶ月くらいしないと咲き始めないクズですが、徳里山では、もう咲き始めていました。
今年はいつもより涼しいから、勘違いしちゃったかな？

海岸沿いの草むらや、岩場でよく見かけます。
このスカシユリは徳里山と、ブーゲン広場の境目あたりに咲いていました。
この花が咲くと、夏がもうすぐそこまで来ている事を感じさせてくれます。