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スタッフが見慣れないアザミを見つけてきました。 調べてみると、アメリカオニアザミというものでした。 アメリカオニアザミは、アメリカと付きますが、ヨーロッパ原産のアザミの仲間です。 日本にはもともと分布していなかったのですが、1960年代に北海道で初めて確認され、今では北海道、本州、四国などに移入分布しています。
葉や、茎、総苞片には鋭い刺があり、革手袋をしていても貫通する程でした。 花は7月頃から9月頃にかけて咲くそうです。 この時、咲いていた花3個と実を1個、多数の蕾を確認しました。
アメリカオニアザミは繁殖力が旺盛で、花が次から次へと咲き、種もたくさんでき、発芽率も高いようです。その上、タンポポの種のような綿毛が付いていて風に乗って遠くまで運ばれてしまいます。 在来の植物を駆逐する恐れがあるとされ、外来生物法により「要注意外来生物」に指定されています。
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