可愛らしい秋の花に出会ったので、ご紹介します。
上の花は、ニガカシュウと言います。
ニガカシュウはヤマノイモと同じヤマイモ科の植物です。
葉は幅広のハート型で、10センチほどの大きな葉がよく目立ちます。
花は、9月頃に咲きます。雌雄異株ですが、雌株は少なく、ほとんどが雄株ばかりだそうです。
咲き始めは、白い色をしていますが、次第に紫色に変わります。
なんだか、かんざしのようで、可愛い花ですね。
こちらは、サフランモドキの花です。この株は、広い原っぱの隅でひっそり咲いていました。
サフランモドキは、江戸時代中期に観賞用に持ち込まれメキシコなど南米原産の植物です。
花は、6月から9月頃にかけてみられるそうですが、秋に目にする事が多いように思います。
ヒガンバナ科の植物ですが、雨が降って球根が潤うと花茎を伸ばし開花する性質があるため、レインリリーとも呼ばれています。
サフランモドキは公園内でも咲きます。花期が長く、突然花茎を伸ばすので、進出鬼没的なところもありますが、ぜひ、探してみてください。
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