秋も深まり、だんだんと肌寒い日が増えていましたね。
そんな秋が深まって来た頃の花と言えば、「菊」

本土の方では、菊人形展なども開催されているようで、秋と言えば、菊の花が浮かんでくるのは私だけではないはず（笑）

そこで、今、植物公園内で見られるキク科の花をご紹介します。

ツワブキの花は今が盛りと次々と花を咲かせています。
大きな黄色い花は、林縁でよく目立ちます。

イソギクは海岸沿いでたくさん咲いています。
小島や、八丈富士を背景にイソギクが撮影できる南原千畳敷付近の海岸は有名ですね。

そんなイソギクは、公園内では限られた場所でのみ見られます。このイソギクは東エントランスで咲いていました。

黄色い小さな花を咲かせていたのは、ヤクシソウです。
ヤクシソウの葉は、茎を抱え込むようにして付くのが、特徴です。
園内では、ブーゲン広場から徳里山展望台に上るスロープの脇などでよく目にします。

野菊の仲間の一種ですが、八丈島で見られる野菊はこの種だけです。
園内にも至る所で目にしますが、９月頃から咲き始めているので、今の時期は、花と種が見られます。

この他にも、ハチジョウアザミ、アキノノゲシ、ハキダメギクなどのキク科の花も見られました。
皆さんも、散歩の途中で秋の花を探してみてはいかがですか？