底土海水浴場を歩いてきました。
すると、変わった花が咲いていました。
初めは「ヤセウツボ」というヨーロッパ原産の帰化植物です。
養分を作り出す葉緑素を持たず、マメ科、キク科などの植物に寄生しています。
これは海岸沿いにあったものですが、車道沿いのビロウの下にもたくさんニョキニョキしていました。南原スポーツ公園に海側から入る道路脇にもありました。
最後は、「ツボミオオバコ」です。
なんだか見慣れない植物が幾つも顔を出していました。
コマツヨイグサのロゼットにも見えましたが、産毛がたくさん生えていて、感じが違います。
よく見ると、オオバコに似た花穂が出ていて、オオバコの仲間のようです。
調べてみると、北アメリカ原産の帰化植物で、1913年愛媛県、1934年大阪府で見出されたそうです。現在では関東から沖縄まで分布しているようです。
私は、初めて見ました。
ビジターセンターの植物リストにも記載されていませんでした。
最近では、植栽された芝生や、法面に吹き付けられた種などにまぎれ、今まで八丈島には無かった植物が見られるようになりました。
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