昨日、園内で見つけた菌類をご紹介します。
足元で目立っていたのは、アミガサタケ。
アミガサタケは、春から秋にかけて林内の地上に発生するキノコで、高さは10cm前後、頭部は卵形で網状になっています。
一度見たら忘れられないような、とてもユニークな形をしています。
そして、こちらも忘れられない姿の、ヤブニッケイもち病菌。
八丈島特産のカビやキノコなどと同じ菌類の一種で、名前の通りヤブニッケイに寄生しています。
これから梅雨にかけて成長し、鹿の角のように立派になりますが、梅雨が明けると目立たなくなります。
中華料理でおなじみのキクラゲもありました。
これを撮影した時は、晴れ続きだったので、乾燥して小さくなっていましたが、今日のような雨が降ると、プルプルとしてきます。(お料理に使う乾燥キクラゲを水で戻した時をイメージしてみてください。)
地味であまり目立たない菌類も、面白いものがたくさんあります。
みなさんも、よく目を凝らして探してみませんか?
|