海岸沿いで夏の花が咲き出しました。
上の画像は、ハマゴウといってクマツヅラ科の植物です。花の形が、いかにもクマツヅラ科の花と言った感じです。
ハマゴウは、葉や、花、実がとてもさわやかな香りがあり、その香りはハーブのセージによく似ています。
ハマナタマメは、クズのような大きな葉をいっぱいに広げて、その葉の付け根から花茎を伸ばし、花を咲かせます。
ピンク色の花は、スイートピーのようでもあります。
秋には、ソラマメのような大きな実を付けます。
シマホタルブクロも咲いていました。シマホタルブクロは、本土のホタル袋に比べて花が小さくなっています。これは、花粉を運ぶ大きな虫がいないので、花を大きくしておく必要がなくなったためと言われています。
最後は、ソナレムグラ。海岸沿いの岩の隙間などでよく見られます。
肉厚でつやつやの小さな葉っぱは、潮や強い紫外線から身を守るためでしょうか。
つやつやした緑色の葉にちょこんと乗る様に咲く白い小さな花は、星の様にも見えて可愛らしいですよ。
この他にも、ハマオモトや、スカシユリ、オオハマグルマなどが咲いていて、海岸沿いはとてもにぎやかでした。
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