モクレイシは、ツルレイシに似ているので、付けられた名前です。
ツルレイシとは、ニガウリのことです。
モクレイシは、写真のように実が割れ、赤い種子(実は赤く見えるのは仮種皮で果肉ではありません)が見えるのですが、ニガウリが熟し、中から赤い種子が見える様子に似ていて、蔓に対し木になるので、木(モク)をつけて、モクレイシと名前が付けられたそうです。
モクレイシは雌雄異株で、この木は実がなっているので、雌木です。
少し離れたところには雄木があり、雄花が咲き始めていました。
雄花は雌花より少し早く咲き始めるように思います。
雌木にもたくさんの蕾が付いていたので、もう少しすると咲き始めることでしょう。
そうなると、この鮮やかな赤い実と、雌花をいっしょに観察できますね。
雄花もまだまだたくさんの蕾があったので、お散歩のついでにぜひ、観察してみてくださいね。
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