園内で見つけたシダの仲間たち。
よーく観察すると、葉や、葉の裏側が面白い事に!
一体、これは何だろう?
一番上からウチワゴケです。
見た感じコケのようですが、シダです!
よく見てみると、葉の際にラッパのようなコップのような筒状のものがありますね。
この中に胞子嚢群が入っています。
(この胞子嚢群をソーラスと言います。聞いた事、ありますか?)
次は、ハチジョウカナワラビのソーラスです。
ハチジョウカナワラビは八丈島と、青ヶ島に分布しています。
次はノキシノブのソーラスです。
お椀型の胞子嚢群がお行儀良く並んでいます。なんだか、可愛いですね。
次はマメヅタ。
公園内では、スダジイの幹や、縁石の上などでよく見ます。
葉の裏に2本のストライプは胞子嚢が弾けて、袋だけが残ったもの。そして、裏一面にモリモリとした胞子嚢が弾ける前のソーラス。
最後はヒトツバ。
碁盤の目のように賽の目にびっちりとソーラスが付いていますね。
いかがでしたか?
シダによってつき方が違うソーラスは、シダを見分けたりする大事な識別ポイントの一つになっています。
お散歩の途中で、気になったシダがあったら、葉の裏や際などよーく見てみてください。
面白いものが見られることでしょう。
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