6日から8日まで富士中学校の生徒さんによる職場体験がありました。
昨日、雨の止み間に、底土海岸の海浜植物季節調査に同行してもらいました。
調査にて撮影した植物を調べてもらいました!
(写真の撮影・文章は淺沼渚紬さんが考えてくれました)
ハマナデシコ(浜撫子、学名:Dianthus japonicus)は、フジナデシコ(藤撫子)とも呼ばれるナデシコ科ナデシコ属の多年草で、切り花あるいは花壇用にベニナデシコの名称で栽培もされます。海岸の崖や砂地に生育し、本州(太平洋沿岸、一部日本海側西部の沿岸部)から沖縄および中国に分布しています。
「ハマナデシコ」の由来は、浜辺や海岸の崖地などに咲いているからと言われています。岩の割れ目などに根を張ることがあり、たくましく成長します。見た目は可憐な感じなのですが、その姿はとても力強く、美しく感じられました。
初めてこの植物を見たときは、「なんじゃこりゃ??」とおもいました。
ハマボウフウ(浜防風、学名:Glehnia littoralis)とは、被子植物のセリ科ハマボウフウ属の一種で、 海岸の砂地に自生する海岸性の多年草です。 山菜として食用にするほか、漢方薬・民間療法薬として利用され、八百屋防風と呼ばれることもあります。
ハマボウフウは香り高い高級食材として知られている植物ですが、個体数が絶対的に減少しています。絶滅させないように大切にしましょう。
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