午前６時30分ごろ、オリーブダイビングクラブの岩川さんからウミガメが産卵しているとの、連絡をいただき行ってきました。

八丈島では、今までも数年に１度の割合で、アカウミガメが産卵をしています。
いつもは、底土海水浴場の砂浜での産卵ですが、今回はヤケンガ浜海水浴場とのこと。
ヤケンガ浜海水浴場はとても狭く砂というより砂利の浜なので、驚きました。
行ってみると、何年か前に入れた砂の上での産卵。砂の層は浅く、産卵のための穴も満足に掘れない中での産卵でした。

慌てていたので、スマートホンのカメラからの画像になってしまい、見にくいかもしれませんが、産卵していたのは、アカウミガメではなくアオウミガメだったのです！

ここ数年、伊豆諸島大島と三宅島でアオウミガメの産卵が確認されていますが、これまで八丈島でのアオウミガメの産卵の記録は無く、今回が初記録となります。
今まで、アオウミガメはもっと温かい海岸で産卵すると考えられ、八丈島での産卵はないだろうと思われてきました。そんな中でのアオウミガメの産卵、どんな意味があるのでしょうか？

何はともあれ、これから海水浴シーズンを迎え、島が一番賑わう時を迎えます。
無事に子亀が海に帰れるように温かく見守ってくださいね！