2020年06月21日【 第7のキノコ 】 |
梅雨の時期、八丈島では何種類かの光るキノコが見られます。 「ヤコウタケ」「アミヒカリタケ」「エナシラッシタケ」「スズメタケ」「シイノトモシビタケ」「ギンガタケ」と名前の付いている光るキノコが6種。 そして7番目の光るキノコが、まだ解明されていない「仮称アリノトモシビタケ」と呼ばれているキノコです(最上部画像)。 傘も軸も白く、高さは15mm、傘の直径は5mmと、とても小さなキノコです。 スダジイの落ちた雄花花序の軸から発生していることが多く、元気なときは発光して見えません。しかし、何故かキノコが終わりになると光っていることがあります。(光っていないことも) さらに、時間が経ち、倒れても湿っていればさらに強く光ることもあります。 この時は傘も軸も光っています。(ちなみに撮影は、30s f/4.2 ISO3200) 光っていると言っても、他のキノコほど光る力は強くないので、暗やみに目が慣れてもかすかに光が分かる程度です。 撮影した「仮称アリノトモシビタケ」は植物公園内で見つけたものです。 梅雨明けはまだまだ先、もう少し雨が降る日が続きそうです。 光らないキノコもたくさん出ています。キノコウォッチングも楽しいかもしれません。 なお、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを排除することができないため、2020年の「光るキノコ無料観察会」は中止となっております。 |
作成日:20.06.21 投稿者:takasu |