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清少納言の枕の草子では、
秋は夕暮れ 夕日のさして 山の端 いと近うなりたるに 烏の寝どこへ行くとて 三つ四つ 二つ三つなど 飛び急ぐさえ あはれなり まいて雁などのつらねたるが いと小さく見ゆるは いとおかし 日入りはてて 風の音 虫の音などは はた言ふべきにあらず
と、秋は夕暮れがステキ!と言っています。
八丈島では、雁は連なるほどやって来ませんし、風の音、虫の音、の次には、波の音も入れたい所ですが、なるほど、秋の夕暮れは風情があってちょっぴり物悲しいような感じがしますね。 そんな所は、清少納言が生きた平安の遥か昔から、変わらず持ち合わせている感性なんですね。
さあ、みなさんも秋の夕暮れ時を楽しんでみませんか? (海岸沿いで夕暮れ時を楽しまれるときは、上に羽織るものを1枚持って行かれることをお勧めします。)
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