今日は植物公園季節調査会が予定されていましたが、コロナウィルス感染拡大防止のためビジターセンターは休館が続いており、みなさんとこの行事が出来なかったので、スタッフの研修も兼ねて2名のスタッフで季節調査を行いました。
植物公園の中には、一つの株に違う色の花が付いている、なんともお得感満載の植物があります。
そんな植物の代表格が、上の画像のニオイバンマツリ。
咲き始めは濃い紫色ですが、段々と薄紫色になり白色に変わります。そんな花をたくさん咲かせるので、とても賑やかです。また、この花はジャスミンに似たとてもいい香りがします。
こちらはニオイウツギ。植物公園ではブーゲン広場に植樹されたものしかありませんが、島では林道沿いなどで見られます。
こちらは咲き始めは白く、咲き進むに連れピンク色に。花が終わる寸前には画像のピンクよりもうすこし赤みがかったピンクになります。
花をよく見ると、雌しべの柱頭がまん丸で、ハンドベルを逆さまにしたような感じでとても可愛らしいですね。
最後はスイカズラ。咲き始めは白でだんだん黄色く変わっていきます。
この様子から島では「キンギンカ」とも呼ばれています。
島のあちこちで見かけますね。
さて、スイカズラ、白い花と黄色い花ではどちらの方が香りが強いのかな?
見つけたら、比べてみてくださいね!
八丈ビジターセンターと八丈植物公園の温室は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため当面の間利用休止となっております。(ジェラテリア365 もお休みです)
何卒ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
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