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2021年06月03日【 だれが食べたのか? 】

6月4日は「ムシの日」なので、明日紹介しようと思いましたが、雨予報のシケ予報なので一日早く虫の紹介!
上の画像はオオムラサキシキブの葉。かなりの虫喰い状態ですね。


虫喰いの犯人は「イチモンジカメノコハムシ」


イチモンジカメノコハムシ幼虫



画像の左側が頭で、右側がお尻。
幼虫の体は黃色。背中に黒い部分がありますが、脱皮した自分の脱皮殻を尾の先端に付け、かぶせています。



イチモンジカメノコハムシ幼虫



脱皮の回数が少ない幼虫は脱皮殻がちょっと小さいのが分かりますね。(右側の幼虫)




イチモンジカメノコハムシ蛹



縁が白いのは蛹(サナギ)の状態です。




イチモンジカメノコハムシ成虫



成虫になるとテントウムシのようにも見えます。
「このテントウムシは何テントウムシ?」と質問を受けることもあります。

イチモンジカメノコハムシ成虫



触角が出てくると、テントウムシでないことがよく分かります。
(テントウムシの触角は先端が少し太くなっている)




葉っぱが虫喰いになっているのは何かに食べられたことがほとんどです。
よ〜く探すと食べた虫がみつかるかもしれませんよ!


散歩の途中に探してみてください。




八丈ビジターセンターと八丈植物公園の温室は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため当面の間、利用休止となっております。(ジェラテリア365 もお休みです)
何卒ご理解、ご協力をお願い申し上げます。

作成日:21.06.03
投稿者:takasu


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