2021年09月02日【 公園内で見つけた幼虫 】 |
シダの写真を撮影するため公園内を歩いていたら、不思議な幼虫見つけました! イネ科のメヒシバには、オレンジ色の卵から孵ったアリジゴクのような幼虫が着いていました! これは「ツノトンボ」の幼虫です。名前に「トンボ」とついていますが、アミメカゲロウの仲間です。 あまり成虫を見かけませんが、夏休みに開催している夜の昆虫観察会のライトトラップに来ていたこともありました。下の画像は2007年9月3日に撮影した成虫です。 クズの葉の上にいたのはアリのようだけどなんだか雰囲気違う虫! よく見ると、アリには無い、顔の下に長い棒のような物が! これは「ホソヘリカメムシ」の幼虫です。アリに擬態(まねて)して、他の虫からの攻撃を受けないようにしていると思われます。 下の画像は2005年6月28日に撮影した成虫です。 イヌビワの葉をムシャムシャと食べていたのはホシヒトリモドキの幼虫です。 2019年6月10日に最近の話題【 いつから? 】で初記録として紹介しました。 この時は、ガジュマルの葉を食べていましたが、今回は同じクワ科イヌビワ属のイヌビワでした。 イヌビワは島の中にたくさん自生しているので、大量に幼虫が発生してしまうと少し心配です。 2019年7月4日には成虫も確認しています。 植物を探す目線で見ると、ちょっと違った虫が見られるかもしれませんよ! 八丈ビジターセンターと八丈植物公園の温室は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため当面の間利用休止となっております。(ジェラテリア365 もお休みです) 何卒ご理解、ご協力をお願い申し上げます。 |
作成日:21.09.02 投稿者:takasu |