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2022年11月03日【 たくさんいるセグロアシナガバチ 】

ここ数日、ビジターセンターの周りでもたくさんのアシナガバチが飛んでいます。
(八丈島にいるセグロアシナガバチは外来種)
今年は台風が来てない影響もあり、巣が壊されることがなく大きくなり、オスや新女王がたくさん出てきているのかもしれません。


来館者も気にしているようなので、捕獲できるハチはすべて捕まえています。
ちなみに本日捕まえた数は「38匹」、そのうちオスが23匹、メスが15匹でした。



オスオスのセグロアシナガバチ



午前から昼頃は全てがオスだったのですが、時間が経つにつれてメスの割合が多くなってきました。オスはメスが来るのを待っていたようです。


ちなみに、オスは交尾後に死んでしまいますが、メスは新女王としてこのまま冬を越して来春に新たな巣を作り始めます。
島でも新女王は軒下などに集まって越冬するので、植物公園ではその時にも駆除するようにしています。
今でてきているメスのハチはかわいそうですが駆除した方が良いのです。



オスとメス






これだけ飛んでいるので、来春はたくさんの巣ができてしまうかもしれません。
寒くなってきたら軒下の隅などのチェックをしてみてください。





ビジターセンターでは以下のページでセグロアシナガバチを紹介しています。
2013年08月30日【 刺すハチ 】
2015年10月26日【 カマキリvsセグロアシナガバチ 】
2018年11月04日【 増えすぎ 】
2018年11月13日【 越冬集団 】
2018年11月27日【 越冬集団その2 】
2019年04月24日【 巣作り始まる 】

作成日:22.11.03
投稿者:takasu


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