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2023年06月02日【 職場体験でカミキリムシ同定に挑戦! 】

5月31日から富士中学校の生徒さんが職場体験に来てくれました。

ビジター内のお天気ボードの更新や水槽の給餌、外来種のオオキンケイギクの草木染め(行事試作)、植物公園の様子をホームページで紹介してくれたりと素晴らしい仕事ぶりでした。

同定

そして最後に、5月31日にビジターセンターの網戸についていた、2種類(4匹)のカミキリムシの同定にも挑戦してくれています。
カミキリムシの大きさを調べ、実体顕微鏡で細かい部分を観察して、分厚いカミキリムシ図鑑から導き出したカミキリムシです。

アヤモンチビカミキリ
3匹は「アヤモンチビカミキリ」 特徴は肩(上翅)のところが黒く、白い点がついている。三宅島・御蔵島に分布と書いてあるが、おそらく八丈島にもいる(職場体験 T.T.)


リュウキュウヒメカミキリ
「リュウキュウヒメカミキリ」 体は茶色っぽく、毛は白い。足や触角は赤みがある。「ニホンチャイロヒメカミキリ」に比べて首が細い。(職場体験 T.T.)



リュウキュウヒメカミキリは、図鑑では伊豆諸島産は暗栗色から黒褐色と書かれ、検索図には前胸背板の点刻の違いで区別と書かれ、とても迷いましたが、上記の結論になったようです。

三日間ご苦労様でした!
作成日:23.06.02
投稿者:takasu


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